こんばんは
昨日株式会社日本線路技術とJR東日本・小田急・東急・東京メトロ・相鉄・東武の連合で保線管理システム「RAMos+」の共同使用エリアを拡大が発表されました。このシステムは日本線路技術の開発した線路モニタリング装置を使用するためのもののようで、今回新たに相鉄と東武での使用が開始されます。

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(写真は東急3123Fの装置)
一見すると遂に相鉄にも線路モニタリング装置導入か…と思いますが、プレスリリース中には「今後、線路設備モニタリング装置を搭載した営業列車の相互乗り入れも一部活用し、(中略)運用エリアを拡大する予定です。」という文章があります。このことから相鉄では装置を導入せず、JRか東急の車両で検測したデータを相鉄が分析する可能性があると考えられます。

既に相鉄線内へはJR・東急合わせて3編成の線路モニタリング装置搭載車が入線しています。

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1本目はE233系ハエ131編成。ハエ117にも装置の枠が設置されており、過去に搭載していた時期があります。
少なくとも相鉄直通開始から去年11月くらいはハエ117に装置搭載、ハエ131が枠のみだったのでこの2編成のうちのどちらかとなっているようです。

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2本目は5050系4102F。5月に5177Fから引き継がれる形で搭載されましたが相鉄や東上線での使用を考えてのことなのでしょうか。

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3本目は3020系3122F。目黒線車両は定期で厚木線含む相鉄全線を走行するので一番活用されそうな編成です。厚木停泊が出来たのはもしかしてこのため…?


各社でシステムが共通化されている以上、相鉄の車両に搭載するメリットがあまりなさそうです。もし搭載されるとしたら定期で全線を走行する20000・21000系になると思われます。


保線車両に続き、他社の車両で線路モニタリング装置を導入する可能性が出てきた相鉄。路線長の短い相鉄では自社で保有するよりも効率的なので今後も増えていきそうですね。

ところで相鉄には電車のクーラーみたいな見た目の軌道検測車がいたはずですが…最後の目撃情報が8年前なので今もいるのでしょうか。