こんばんは
先日発表された3月改正のダイヤを見ていく記事、第2回は相鉄線内の運用に関する話です。だいぶ細かい話にはなりますが気になった点を見ていきましょう。
①新横浜発着列車
なぜか設定されている相鉄の新横浜駅発着列車ですが、新ダイヤでは若干変わっています。
平日
39G 各停7980 西谷22:25→22:32新横浜
39G 各停7981 海老名23:13←22:40新横浜
52K 各停7982 湘南台23:14→23:56新横浜
52K 特急3841 海老名 0:29← 0:03新横浜
土休日
60K 各停7980かしわ台5:46→6:16新横浜
60K 各停7981 湘南台 6:54← 6:22新横浜
55K 各停7982 湘南台23:22→23:58新横浜
55K 各停7983 海老名 0:57← 0:19新横浜
平日では22時台の下りが海老名行きに、23時台の上りが湘南台発各停へ変更、土休日では朝の下りが湘南台行きに、夜の上りが新設といった変更がされています。また平日夜と土休日朝のそれぞれ1往復が5050系の運用になっています。
新横浜発着列車での1番の変更点として、現行ダイヤの4番線発着から3番線到着・2番線発車になります。これにより1・2番線に着く東急からの新横浜行きから乗り換える際に階段を上る必要が無くなります。
…と一見ただの改善にしか見えませんが、相鉄の列車が新横浜の中線に入るため、接続する東急からの新横浜折り返し列車の一部が1番線発着になります。平日土休日ともに7980列車から乗り換えられる列車が1番線発着となり、相鉄から東急線方面へ行く際は階段を上る必要があります。
深夜の上り+西谷発で大して人が乗っていない平日7980はともかく、土休日朝は相鉄→東急の方が需要があるのでは…?土休日朝に東急から相鉄へ行く需要はかなり低いと思われるので土休日7980はそのままでもよかったような気もします。
それにしても相鉄の要望(多分)で東急の発着ホームが変わるとは…新横浜のパワーバランスは圧倒的に東急>>>相鉄だと思っていたので意外ですね。
②大和行き再編
平日2本のみだった横浜発各停は朝の1本のみとなり、14運行(8連)の運用に変更されます。これにより20000系を除く相鉄車10連による各停大和行きは消滅しましたが、なんだかんだで復活しそうな気も…
また東急・地下鉄からの列車にも変更があり、平日では
・21000系による各停大和行きが2本新設
・20000系による各停のうち深夜の便が消滅し朝の1本のみに
・5050系による深夜の各停が消滅(5050系の大和行き廃止)
・目黒線車両では特急大和行き廃止
土休日では
・20000系の各停が消滅
・21000系による特急大和行きが設定
と相鉄車8連の運用が増えています。相鉄車の特急大和行き設定は割とアツいのでは…?
(星川始発は撮れていないので画像はイメージ)③星川始発横浜行き廃止
平日の夕方に1本だけ設定されていた星川始発の各停横浜行きが廃止となりました。この列車は前の各停と後ろの快速の合間を縫って走行しており、前の各停に追いつかないために回送ではなく営業列車にしていると言われていました。
ダイヤ改正後も平日50運行が9時前~17時半過ぎの間に西横浜or星川で留置される運用となりそうです。17時台となると星川での待避がある時間なので星川4番線の余裕がなく、ワンチャン西横浜留置復活となるか…?
ちなみに現行の20000系1本に加え目黒線車両が2本留置される見込みとなっている土休日の西横浜ですが、更に52運行の留置がほぼ確定しました。日中に4本留置となるとは多分初です。
④横浜発各停二俣川行き復活
朝ラッシュ明けによく見れる行先だったものの2023年ダイヤで廃止となった横浜発二俣川行きですが、土休日夜に1本だけ復活しました。横浜23:50発二俣川0:08着で68運行による運用です。
わざわざ二俣川行きにする理由が謎ですが、この後も接続を取る下り列車があり二俣川1番線停泊になるにはまだ早い時間であること、69運行は平日土休日共に大和5:30頃発の列車から運用が始まることから大和へ回送し停泊すると思われます。
現行ダイヤでは94Gが大和停泊となっていましたが、深夜の大和行きが廃止となったことから69の停泊に変わるんですかね…?
⑤謎運用平日91G
時刻表発表時にも書きましたが、平日91Gはだいぶ謎な動きをします。
ラッシュ明け〜正午の営業列車を書き出してみると、
各停7905 西谷 10:53←10:19 渋谷
各停7713 湘南台 11:51←11:35 二俣川
各停7412 湘南台 11:55→13:45 和光市
と西谷止まりとなった40分後に二俣川始発湘南台行きとなっています。西谷4番線や二俣川3,4番線に40分間止めておくというのは不可能なため、ここ40分間は逆入線必須ですが西谷か二俣川の留置線に留置or無駄が多いですが星川の副本線に待機の3択と思われます。
時刻表発表時の記事では西谷・二俣川留置線と予想しましたが、よく時刻表を見るとどちらもダイヤ上の余裕が少なく、
・西谷留置線
91Gの後も10分間隔で西谷止まりが設定されており、留置線の容量がおそらくない
(西谷11:03着後星川入庫となる09Kは早くても11:15発、11:12には95Gが到着し接続する各停は11:14発と95Gが留置線に行ってから発車するダイヤになっている)
・二俣川留置線
西谷で接続する横浜発の各停が二俣川で特急海老名行きと接続するため、91Gが留置線に引き上げる時間がない
5分後にはJRからの列車が来るので西谷1番にしばらく置いての時間調整は不可
と二俣川留置の可能性は消え西谷もかなり怪しくなりました。やっぱり無駄に走らせることになりますが星川なんですかね…?
大きくは変わらないのに細かいところではだいぶ変わってくる今回改正。入出庫や定期回送などはまだ不明なことから予想で書いたところも多いですが果たして…?
先日発表された3月改正のダイヤを見ていく記事、第2回は相鉄線内の運用に関する話です。だいぶ細かい話にはなりますが気になった点を見ていきましょう。
①新横浜発着列車
なぜか設定されている相鉄の新横浜駅発着列車ですが、新ダイヤでは若干変わっています。
平日
39G 各停7980 西谷22:25→22:32新横浜
39G 各停7981 海老名23:13←22:40新横浜
52K 各停7982 湘南台23:14→23:56新横浜
52K 特急3841 海老名 0:29← 0:03新横浜
土休日
60K 各停7980かしわ台5:46→6:16新横浜
60K 各停7981 湘南台 6:54← 6:22新横浜
55K 各停7982 湘南台23:22→23:58新横浜
55K 各停7983 海老名 0:57← 0:19新横浜
平日では22時台の下りが海老名行きに、23時台の上りが湘南台発各停へ変更、土休日では朝の下りが湘南台行きに、夜の上りが新設といった変更がされています。また平日夜と土休日朝のそれぞれ1往復が5050系の運用になっています。
新横浜発着列車での1番の変更点として、現行ダイヤの4番線発着から3番線到着・2番線発車になります。これにより1・2番線に着く東急からの新横浜行きから乗り換える際に階段を上る必要が無くなります。
…と一見ただの改善にしか見えませんが、相鉄の列車が新横浜の中線に入るため、接続する東急からの新横浜折り返し列車の一部が1番線発着になります。平日土休日ともに7980列車から乗り換えられる列車が1番線発着となり、相鉄から東急線方面へ行く際は階段を上る必要があります。
深夜の上り+西谷発で大して人が乗っていない平日7980はともかく、土休日朝は相鉄→東急の方が需要があるのでは…?土休日朝に東急から相鉄へ行く需要はかなり低いと思われるので土休日7980はそのままでもよかったような気もします。
それにしても相鉄の要望(多分)で東急の発着ホームが変わるとは…新横浜のパワーバランスは圧倒的に東急>>>相鉄だと思っていたので意外ですね。
②大和行き再編
平日2本のみだった横浜発各停は朝の1本のみとなり、14運行(8連)の運用に変更されます。これにより20000系を除く相鉄車10連による各停大和行きは消滅しましたが、なんだかんだで復活しそうな気も…
また東急・地下鉄からの列車にも変更があり、平日では
・21000系による各停大和行きが2本新設
・20000系による各停のうち深夜の便が消滅し朝の1本のみに
・5050系による深夜の各停が消滅(5050系の大和行き廃止)
・目黒線車両では特急大和行き廃止
土休日では
・20000系の各停が消滅
・21000系による特急大和行きが設定
と相鉄車8連の運用が増えています。相鉄車の特急大和行き設定は割とアツいのでは…?
(星川始発は撮れていないので画像はイメージ)③星川始発横浜行き廃止
平日の夕方に1本だけ設定されていた星川始発の各停横浜行きが廃止となりました。この列車は前の各停と後ろの快速の合間を縫って走行しており、前の各停に追いつかないために回送ではなく営業列車にしていると言われていました。
ダイヤ改正後も平日50運行が9時前~17時半過ぎの間に西横浜or星川で留置される運用となりそうです。17時台となると星川での待避がある時間なので星川4番線の余裕がなく、ワンチャン西横浜留置復活となるか…?
ちなみに現行の20000系1本に加え目黒線車両が2本留置される見込みとなっている土休日の西横浜ですが、更に52運行の留置がほぼ確定しました。日中に4本留置となるとは多分初です。
④横浜発各停二俣川行き復活
朝ラッシュ明けによく見れる行先だったものの2023年ダイヤで廃止となった横浜発二俣川行きですが、土休日夜に1本だけ復活しました。横浜23:50発二俣川0:08着で68運行による運用です。
わざわざ二俣川行きにする理由が謎ですが、この後も接続を取る下り列車があり二俣川1番線停泊になるにはまだ早い時間であること、69運行は平日土休日共に大和5:30頃発の列車から運用が始まることから大和へ回送し停泊すると思われます。
現行ダイヤでは94Gが大和停泊となっていましたが、深夜の大和行きが廃止となったことから69の停泊に変わるんですかね…?
⑤謎運用平日91G
時刻表発表時にも書きましたが、平日91Gはだいぶ謎な動きをします。
ラッシュ明け〜正午の営業列車を書き出してみると、
各停7905 西谷 10:53←10:19 渋谷
各停7713 湘南台 11:51←11:35 二俣川
各停7412 湘南台 11:55→13:45 和光市
と西谷止まりとなった40分後に二俣川始発湘南台行きとなっています。西谷4番線や二俣川3,4番線に40分間止めておくというのは不可能なため、ここ40分間は逆入線必須ですが西谷か二俣川の留置線に留置or無駄が多いですが星川の副本線に待機の3択と思われます。
時刻表発表時の記事では西谷・二俣川留置線と予想しましたが、よく時刻表を見るとどちらもダイヤ上の余裕が少なく、
・西谷留置線
91Gの後も10分間隔で西谷止まりが設定されており、留置線の容量がおそらくない
(西谷11:03着後星川入庫となる09Kは早くても11:15発、11:12には95Gが到着し接続する各停は11:14発と95Gが留置線に行ってから発車するダイヤになっている)
・二俣川留置線
西谷で接続する横浜発の各停が二俣川で特急海老名行きと接続するため、91Gが留置線に引き上げる時間がない
5分後にはJRからの列車が来るので西谷1番にしばらく置いての時間調整は不可
と二俣川留置の可能性は消え西谷もかなり怪しくなりました。やっぱり無駄に走らせることになりますが星川なんですかね…?
大きくは変わらないのに細かいところではだいぶ変わってくる今回改正。入出庫や定期回送などはまだ不明なことから予想で書いたところも多いですが果たして…?
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