こんばんは
相鉄珍運用紹介、第4回の今回は「羽沢へ行く非直通車」です。なお今回の運用は2019年11月改正から設定されたものです。

相鉄の非直通車(8000・9000・10000・11000系)は直通運転を行わない上、開業時から数本設定されている相鉄線内完結運用でも定期では直通車が使われることから新横浜線での定期の営業運転は今のところありません。

ダイヤ乱れ時には相鉄線内完結運用にたまに入ったりするので、11000系以外の全形式(今は亡き新7000系含む)での新横浜線の営業運転自体はあります。
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(写真は2年くらい前のTASC試運転)
なので非直通車はダイヤ乱れ時と全線を走る試運転でしか新横浜線に入らない…と思いきや、実は定期回送で毎日羽沢まで行っています。


それが現行ダイヤでの67運行で、これらの運用は深夜0時20分頃に湘南台から二俣川まで走り(平日は回送、土休日は各停)、二俣川(3番線か4番線)到着後羽沢横浜国大まで回送、折り返して再び二俣川(1番線)へ行ってその日の運用は終わりとなる運用です。
平日は羽沢0:28着,0:40発、土休日は羽沢0:21着,0:38発となっています。

一回二俣川に行ったのに羽沢に行ってまた二俣川に戻ってくるという一見すると謎な運用ですが、この羽沢への回送は湘南台から来た車両を二俣川1番線に停泊させるためと思われます。
二俣川には西谷寄りに留置線がありますが構造上1番線には入れず、西谷は留置線が二俣川寄りなので3回方向転換が必要ですが、羽沢なら方向転換1回で済みます。


二俣川4番線停泊があるのでこんなことをしなくてもよいのではと思いますが相鉄はこんな感じの回送ばっかなのでどうにもならないんでしょうね()ダイヤ乱れ時に向けての技量維持的な目的もあるのかと思っていましたが、新横浜までは行かないのでそうとも言えず…


ちなみに今までは終電が早かったせいで羽沢で見ることはできませんでしたが、今回改正で土休日なら終電(0:25発)が来る前に羽沢に到着するので入線だけなら見ることができます。平日は終電が0:27発なのでおそらく不可能です。終電間際なので私は見に行ったことはありませんが…